【競馬血統】ヨーロッパ血統の特徴。道悪等条件ありで好走。

本記事ではヨーロッパ競馬の特徴から、ヨーロッパ血統の特性を解説していきたいと思います。

ヨーロッパ血統の特徴って何?ヨーロッパの種牡馬の特徴を知りたい。

こんな方に向けて書いていきたいと思います。

目次

ヨーロッパ競馬の特徴

ヨーロッパ競馬といえば、

  • ダートより芝がメインである
  • 競馬場が自然のままでアップダウンが多く、直線が長めである
  • 洋芝が長めで重くなりやすく競馬場のコースの形状から、パワー、スタミナ、粘り強さを要する

この3つがヨーロッパ競馬の大きな要素だと思います。

アメリカ競馬の逆のようなイメージですね。

アメリカ血統の記事もありますのでどうぞ。

芝コースの特徴

まず、一応ダートコースもあるようですが、ヨーロッパの競馬はダートは邪道のようです。

競馬場のコースは自然の地形をいかした、

高低差の有るアップダウンの激しいコースが多く、

洋芝は馬場が重くなりやすい、

タフな競馬場が多いです。

特に、「凱旋門賞」が開催される

パリの「ロンシャン競馬場」2400mのコースでは、

高低差10mもあり、スタミナ、パワーが必要です。

日本の馬が「凱旋門賞」をなかなか制覇できないのは適正が真逆だからだといわれています。

ヨーロッパはパワーとスタミナが必要なコースが多いんだね

パワー、スタミナ、粘り強さが重要

近年では、ヨーロッパの競馬は中距離、マイルにも力をいれていますが、

根底に有るのはやはりスタミナが必要な「長距離」です。

競馬場は自然の地形をいかした起伏の激しいコースが多くあり、芝は重めの為、パワーもそこそこ必要とされます。

「エプソム競馬場」は高低差40mもあるらしいですよ

ヨーロッパ血統の特徴

ヨーロッパ血統で成功した種牡馬といえば「ハービンジャー」でしょう。

しかし、父系として日本競馬との相性はあまり良いわけではなく、母系として配合される役目を持っています。

「瞬発力×スピード」の日本競馬とは真逆の性能を持った血統ですが、

  • 比較的起伏の多い「中山競馬場」
  • 洋芝で開催される「函館競馬場」「札幌競馬場」
  • 道悪の条件では好走する可能性が高い

この条件では注目しておきたいです。

スタミナが必要な長距離での出走も注目です。

最近では、母系がヨーロッパ血統の

「タイトルホルダー」が稍重の「天皇賞(春)」を制覇しており、ヨーロッパ血統の道悪性能、長距離性能を示しています。

まとめ

ヨーロッパ血統の特徴は

パワー、スタミナ、粘り強さがあり、

日本でも次ような特定の条件で能力を発揮する。

  • 起伏の多い「中山競馬場」
  • 洋芝開催の「函館競馬場」「札幌競馬場」
  • 道悪での開催
  • 長距離のレース

また、仕上がりはやや早めで3歳で仕上がり、5歳位まで走るイメージです。

日本、アメリカとは真逆の性能ですが、強い馬も多いので、特定の条件に絞って買っていきたい馬ですね。

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