どうも、もーりーにょ(Twitter@mooriinyo_)です。
今回は、ありきたりなネタですが、
都市伝説の、異界駅を3つ紹介しようと思います。
ほかにも異界駅を紹介した記事があります。ぜひご覧ください。
異界駅とは
異界駅とは、現実世界には存在しない異界に存在するとされる、都市伝説上の駅のことです。
迷い込んだ人は、高確率で怪異に遭遇するといわれています。
すでに有名なきさらぎ駅をはじめとして、日本各地にさまざまな異界駅が存在するので紹介、解説していきたいと思います。
もし仮に、あなたが迷い込んでしまった場合は、駅には下りない、入らないことをおすすめします。
異界駅3選
ひつか駅
ひつか駅とは、東京都に存在しているといわれている異界駅です。
ある男性が、電車に乗って寝ており、不意に目が覚めたら、普段使っている路線にもかかわらず、聞いたことのない駅に停まっていました。
さらに、普段はそこそこ利用者のいる路線なのですが、乗客が誰一人いません。男性はきさらぎ駅などについても少し知っていいたことから興味本位で駅に降りてしまいます。その場所は真っ白な場所で駅が白いというよりはその世界が白いというような感覚らしいです。唯一色が存在するのが駅名の看板でした。そこには黒い字で「ひつか駅」と書かれていました。
駅に降りてから3分位して突然電車が発車してしまい。男性は駅に取り残されてしまいます。
普段なら、見える外の景色もない、改札への階段もない、そして人が誰もいない。
男性は怖くなって下りたことを後悔しつつ、その場に座り込み頭を抱えます。すると突然
「あんちゃんなずした?」
5,6歳の着物を着たおかっぱの子供(性別不明)に訛りのある喋りで話しかけられます。
ようやく人を見つけた安心から、男性は泣きながらい今までのことを全部話すと、その子供はいろいろ教えてくれました。
- 本来ならばここは絶対入ることが許されない場所。
- あのまま電車に乗っていたほうが危なかった。ここで降りてよかった。
- 死の一歩手前。
- この駅の次にもう一つ駅がある。
- 子供は男性の味方である。
一通り話し終わった後、
「あんちゃんまだ全然運を使ってね。それで帰してやる。でも次はあねえと思え。わたすの力じゃ1回が限界だ。次送られたら烏○○(聞き取れなかった)様に頼れ。あとそれもらうど。」
と言われ、気づけば電車に揺られ現実世界に戻っていた。
解説・考察
寝ている間に異世界へ入り込んでしまったパターンですね。そして、男性は興味本位で降りてしまっています。冒頭でも言っていますが、異界駅は下りない入らないが鉄則です。下りると高確率で怪異に遭遇します。この男性は幸いにも現地で良心のある、幽霊?のような存在に助けてもらい現実世界に戻れています。実は異界駅から帰ってこれないまま行方不明になった方もいるかもしれませんね。
月の宮駅
月の宮駅は東海地方に存在しているといわれている異界駅です。
ある男性が夜行列車に乗ってうとうとしつつ、東海道を走行していました。電車が駅に到着して目が覚めると夜中の3時くらい、駅は名古屋駅っぽい感じ。
しかし、駅の表示を見ると「月の宮」と書かれていました。その駅はなぜか雰囲気が不思議な感じで現実のものとは思えないような少し薄暗い場所だったで、怖さは感じなかったようです。
ホームをよく見ると、背の高い(2mくらい)の黒いヒョロヒョロした人のようなもの(影を立体的にしたような感じ)がホームにいました。
男性は、戸惑いながらも様子を見ていたら、座席間の通路を黒いヒョロヒョロの人が2人歩いて、外に出ていきました。
隣で寝ている人を確認しても周りにいる人を確認しても普通の人間でした。
そして、電車が動き出し駅から離れつつ、街の様子を見ていると、暗闇の中に東京タワーくらいの摩天楼がそびえたっていて幻想的な様子でした。
男性は、最後に夢ではないと語っている。
解説・考察
月の宮駅ですが、月の宮という地名が実際に徳島県にあるようですが、男性が乗っていたのは東海道ですので場所的にはあり得ませんし、徳島県に摩天楼は存在しません。
男性は駅を車内から眺めるだけで、降車していないので、帰ってこれたのではないでしょうか。もし降りていたら、男性はけってこれていないかもしれませんね。
藤迫駅
藤迫駅は東京都に存在するといわれている異界駅です。
男性がいつものようにJR東西線を利用しているときに、遭遇した話です。
中野方面行の電車に乗っていた男性は、いつものようにIpodで音楽を聴きながら乗車していました。
西葛西を過ぎてどこかの川を渡り、団地や小学校が見えてきたあたりでブツっと音が鳴り曲が聞こえなくなりました。
あれ?と思ってIpodの画面を見ても、イヤホンを見ても特に異常はありませんでした。いろいろ確認していると、視界に地上駅のような景色が見えて顔を上げると、ちょうど地上駅を通り過ぎるところでした。
西葛西を出たとき、次は南砂町とアナウンスされていたことは覚えているし、だいたいその駅間に地上駅は存在しないはずでした。
駅の様子はいたって普通で、ホームにはたくさんの人がいて駅の外の景色は葛西に近い感じです。
ほかの異界駅のような、不気味な感じは一切なかったようです。
通り過ぎる瞬間に、駅名を確認したのですが藤迫と書いてあったようです。そこから目をこすったり時間を確認したりしていたら、いつもの景色に戻っていました。乗客の中には怪訝そうに外を眺めている人も何人かいたようですが、ほとんど気にしていない(気付いていない)感じだったようです。
解説・考察
藤迫駅は異界駅としては珍しく特に怪異も起こらず、ただの通過駅でしたね。
藤迫駅はパラレルワールドの駅で、たまたま波長が合ってしまって男性、その他の一部の乗客に見えてしまったと考えます。
危険性はあまりないと思いますが、もし停車していて下りていたらどのようになっていたのでしょうか。パラレルワールドに飛ばされてしまっていたのでしょうか。
まとめ
今回は3つの異界駅を紹介しましたが、日本にはまだまだ異界駅に関する都市伝説が存在します。
また、異世界に迷い込んだ時の対処法などもまとめていけたらいいかなと思っております。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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